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第2回三宅村村議会傍聴記

 三宅村定例村議会は、17年6月20日、21日開会された。20日に傍聴し議員の質問と村の答弁を聞いた。各議員の質問事項は、当日配布された一般質問資料を参照されたい。

 

 ここではいくつか印象に残った点のみにとどめるが、詳しくは、質問した議員に聞くなり後日の議会報告を見て頂きたい。

 

 特に答弁では、特養ホームの改修については、村は既存の施設で早期再開をする考えでホーム、都とも協議をしたい。阿古、坪田等で発生しているひゃくとり虫等の害虫駆除については、人体の影響、八丈の例では減少傾向にあるので様子を見ると消極的。

 

 この件で八丈の知人に聞くと、放置すると白蟻の発生源となるので電話一本ですぐに村が駆除するとの話。この努力で減少傾向となっている。これ以上三宅の家屋 、農業被害をなくすため三宅役場も、八丈の行政姿勢を見習ってもらいたいものだとの感想を持った。学校統合問題では、三宅の現在の人口構成は0歳12人、1歳11人、2歳9人、3歳10人,4歳14人、5歳17人で、65歳以上が増加状態でどうするか。全村民が納得できるもので18年中に決めると答弁。高濃度地区の諸政策では、撤去費用の公費負担検討但し損木処理は考えていない。都内説明会の開催等は決定。土地の買取等の検討、被害は法の対象外も多いので支援策を検討等の答弁。

 

 高濃度地区被災者住民、特養入所者等高齢者、高感受性者、乳幼児・学童等の災害弱者対策と支援策の遅れを解消する努力が行政の課題である。帰島できない人には、希望者に広報を送る等の答弁が有った。

 

 帰島半年が経ち村議会では重要課題が熱心に議論されているが、まだまだ伝達不足。今後の復旧・復興について島民の声を直接聞くため早急に行政による「島民対話集会」の開催を要望する。

 

2005/06/22   事務局 担当者
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 佐藤就之
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